パン

「I」さんの体験 【前世療法】(過去世での名前は「マリー」)

最初は『退行催眠』の感覚が分からず、一生懸命いわれた言葉を想像するほうに必死になっていましたが、そのうちそれは気にならなくなりました。
前世の映像はアニメのような感じで次々と脳の中に浮かんできました。あとで振り返って思い出してみると一本の映画を見たような。そんな感じ…。
前世の私が歩んでいた人生が、今の私の人生と時代や土地の差があるとはいえ、酷似していました。
数年前のドイツ旅行で買ったパンのことを妙に覚えていたのは、前世の因果なのかも…とか、登山に出かけた際に山頂から見下ろす町の姿が好きなのは前世の出来事が起因しているのかなと思いました。
さて。前世の私が告げたことは「食べ物は大切にね」ってことでした。
その時、マリーはきちんと私に向かって喋ってくれたので、マリー自身の言葉であったと確信できます。

実際そのときの暮らしでは食べものを粗末にしていたので、本当にドッキリしました。 それ以降、野菜や果物が多少日が経って傷んでいても食べるようになりました。 いたみすぎているのは、食べ物に謝りながら捨てています。
私自身、悩み事とか色々あったのですが、根本的なこととはいえ、それが今の私にとってとても重要なことだったのだと思います。
後ろ向きに『悩む』ことが多い私は彼女のように前向きに『考え』て、加えて豪胆に生きていきたいと思いました。
現在の夫が前世で『弟』だったことは軽くショックでした。 でも初めて夫と出会ったときに、そんなに話したわけではないのに記憶に残っていたり、付き合い始めた頃にもっと昔から知っていたような感じになったのは前世での血のつながりがあったからなのかなと妙に納得してみたり。
ヒプノを受けて癒されて…そして現状と比較してみて…妙に腑に落ちたことのほうが多かった気がします。 そして私に必要だったことは前世の自分が生きた人生の軌跡を知る事だったのではないかと思いました。

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